ガン治療の最前線~レクチンフリー食事療法~
2021.01.15
レクチンフリーで病気は治る
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レクチンフリーで病気は治る
腸内細菌には、善玉菌と悪玉菌がいることは有名です。
善玉菌は健康を保つ為に一生懸命働いてくれています。
何故なら、善玉菌は、嫌気性で空気を嫌い、人間の腸の中のような空気がない場所を好んでいます。
腸内が快適な住みかになっているので、そこで住み続けたい善玉菌は、腸の持ち主である人間に健康で長生きしてもらいたいのです。
ところで、悪玉菌は何のためにいるのでしょう?
悪玉菌は、食中毒の原因にもなるようなウェルシュ菌や大腸がんの原因となるフソバクテリウムという菌などのグラム陰性菌と呼ばれるものがあります。
腸の悪玉菌と呼ばれる菌は、何の為に腸にいるのでしょう。
別に、悪い奴なんだからいなくてもいいじゃないですか。
「どこにだって、どんな世界にも悪い奴は存在するんだよ!」という意見もあるかもしれませんが、そうとは限らないと思うのです。
悪玉菌とは、人間の腸の中にいるだけではなくて、土の中や水の中などの地球上の色々な所に存在しています。
地球上のどこにでも存在できるのであれば、何故わざわざ腸の中にいるのでしょう。
普通動物が死ねば、死骸は細菌によって分解され、土に帰ります。
動物が死ぬと自己消化、自己分解が始まり、動物のたんぱく質は分解されます。
こういった腐敗の現象には、腸内にいる悪玉菌が活躍するわけです。
悪玉菌がなければ、動物の生死の営みが狂ってしまいます。
みんな、悪玉菌を悪い奴だと思い込んでいますが、悪玉菌とは人間が勝手につけた名前で、悪玉菌がいなければ、地球の営みは止まってしまうのです。
動物が死ねば、分解され、土に戻るという、当たり前のことが起きなくなってしまいます。
この悪玉菌は、死んだたんぱく質を分解するという役目をしているので、腸内において、肉の分解にも携わっていると私は思います。
ですから、一方的に悪いとも言い切れないのです。
人間は勝手なもので、自分たちに都合が悪いと、悪玉菌とか、レクチンも人間にとってみれば、悪い奴ですが、植物にしてみれば、自分を守ってくれる救世主とも言えます。
だから、悪玉菌という名前は人間が勝手につけた名称にすぎません。
腸内の悪玉菌も何かの役に立っているかもしれないのです。
しかし、悪玉菌が増えすぎ、異常繁殖すれば、人間が食べた肉だけでなく、生きている人間のたんぱく質も分解しようとしかねません。
もしかしたら、そういう風に仕向けているのは、レクチンの仕業なのかもしれませんが、これは想像の域です。
それが、人間にとって病気となって現れてくるということです。
ガンドリー博士の本に、長生きしている人の特徴として、肉の摂取量が極端に少ないということが書かれていますが、肉を食べなければ、悪玉菌は仕事がなく、減ってゆくので、結果的に人間の病気の原因となるものが減るということです。
私も、肉の摂取量を極力減らしていますが、そうすると、だんだん肉がまずそうに見えています。
「肉、おいしくなさそ~。まずそ~」
と思ってしまうのです。
恐らく、悪玉菌が減ってしまうと、肉を食べても消化ができないので、体が肉に対して拒否反応をするのだと思います。
そうは言っても、たまには、肉も食べますよ。まずそ~なので、あまり食べませんが、料理の隠し味みたいな感じで使います。
しかし、肉ばっかし食べていると、仕事が増えた悪玉菌が喜び、活躍するということです。
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